1. CCO cisco.com 公式ドキュメント調査方法

1.1. はじめに

Cisco製品に関する一番詳しい資料はCisco.com(CCO)の公式オンラインドキュメントです。 書籍やWorkbookに載っていないませんが、公式ドキュメントには載っている仕様は沢山あります。 書籍やWorkbookに載っていない事柄が出題される可能性も十分ありますので、 公式ドキュメントは読めるようになっておく必要があります。

Ciscoに限らずどの会社を見ても、 公式ドキュメントの階層構造は複雑で慣れるようになるまである程度の時間がかかります。 このページは、Cisco公式オンラインドキュメントの読み方の手助けになればと思って作成しました。

1.2. トップページからのたどり方

CCIE試験で最も重要になるのが、以下3つのドキュメントです。 この3つのドキュメントへのたどり方を説明します。

  • Cisco IOS Software Releases 12.4 T - Master Index
  • Cisco IOS Software Releases 12.4 T - Configuration Guide
  • Catalyst 3560 Software Configuration Guide

まずwww.cisco.comにアクセスします。日本語版www.cisco.com/web/JP/index.htmlではなく英語版www.cisco.comです。 "Document"というリンクを押下して下さい。

以下のような検索画面が現れますので、IOS 12.4Tについて調べたい時は "Product, Cisco IOS and NX-OS Software, Cisco IOS, Cisco IOS Software Release 12.4 Family, Cisco IOS Software Releases 12.4 T" の順で押下します。Catalyst 3560について調べたい時は "Product, Switches, Campus LAN Switches - Access, Cisco Catalyst 3560 Series Switches"の順で押下します。

2. Master Index

2.1. Master Index とは

Mater Indexとはコマンドからの逆引きができる資料です。 引数の意味を暗記するが難しいもの(例 : "timers throttle lsa all")や、 priorityが大きい方が優先されるのか小さい方が優先されるのかのように忘れやすい項目(例 : ip pim bsr-candidate) を調べるのに有効な資料です。

日頃の学習用途ではなく、試験本番のど忘れ対策用の資料であると思った方が良いでしょう。 CCIE試験は検索機能を無効にした状態のオンラインドキュメントを参照する事ができます。 試験本番でも素早く検索ができるように、 日頃のWorkbookの演習でど忘れした時はMaster Indexから調べるようにしましょうWorkbook演習中のgoogle使用は厳禁です。googleを使用すると試験対策になりません。

2.2. Master Index 使い方

Cisco IOS Software Releases 12.4 Tのページから "Master Index", "Cisco IOS Master Command List, All Releases"の順で押下します。

ここまでくれば、コマンドがアルファベット順に並んでいますので 問題なく求めている資料にたどり着けると思います。

3. IOS 12.4T Configuration Guide

3.1. IOS 12.4T Configuration Guide とは

IOS 12.4T Configuration Guideとは、ルータに関する資料です。 スイッチ固有の機能(例 : private vlan)については後述の"Catalyst 3560 Software Configuration Guide"を参照して下さい。

IOS Featuresのような丸暗記が難しいものについては、このドキュメントを見ながら設定するのが良いでしょう。

3.2. IOS 12.4T Configuration Guide 使い方

Cisco IOS Software Releases 12.4 Tのページで"Configuration Guides"を押下します。

IOS Featuresについては非常に覚える事が多いので、 日頃からのドキュメントの読み込みが非常に重要です。 とは言っても人間が覚えられる量には限界がありますので、 どこに何が載っていたのかを覚える程度にしましょう。

いきなり全てのドキュメントを読み込むのは非常に難しいので、 まずは出題頻度の高い"Network Management", "System Management"から読み込みを始めると良いでしょう。

4. Catalyst 3560 Software Configuration Guide

4.1. Catalyst 3560 Software Configuration Guide とは

Catalyst 3560 Software Configuration Guideとは、スイッチに関する資料です。

4.2. IOS 12.4T Configuration Guide 使い方

Catalyst 3560 Software Configuration Guideのページで"Configuration Guides"を押下します。

日頃の学習で私用するのはもちろんの事、 dot1q tunnel, private vlanなどは敢えてドキュメントを読みながら設定するようにしています。

ドキュメントを見ながら設定する事でコマンドの入力漏れを防ぐ事ができます。 CCIE R&Sに合格する頃には、何も見なくてもdot1q tunnel, private vlanが設定くらいできるの練習は積みましたが、 このような設定項目の多い事項は敢えてドキュメントを見ながら設定するようにしました。

また、vlan databaseを操作するコマンド郡は、 コマンドの投入順によっては設定が反映されない事が非常に多いので、 公式ドキュメントの投入順番を守るようにしています。

5. その他ドキュメント

5.1. feature guide

CCIE試験で最も重要なのは"Master Index", "12.4T Configuration Guide", "cat3560 Configuration Guide"の3つです。 しかし、これら3つに載っていない機能も多数あります。 Internet ExpertのようなWorkbookを見ると、feature guideからの出題も稀に見られます。

Feature Guideは各IOSの新機能をまとめたページです。 そのため、検索機能なしで目的の機能を見つけるのはなかなか難しいです。 例えば、BGP Conditional Route Injectionは12.2Tのfeature guideに載っている一方、 Flexible Packet Matchingは12.4Tのfeature guideに載っています。

Cisco 360 Workbookではfeature guideからの出題はありませんでしたので、 CCIE試験ではfeature guideから出題される可能性は低そうな気がします。が、 "feature guideは勉強する必要ない"と断言はできません。 feature guideを勉強するかどうかは各CCIE candidatorの判断にお任せします。

5.2. その他

ものによってはfeature guideにすら載っておらず、かなり見つけづらい階層に存在するドキュメントもあります。 例えば、"Lock & Key"は"Technology", "Security and VPN", "Lock & Key"の順に押下します。