BIOS 設定方法


BIOS とは

BIOS(Basic Input Output System)とは入出力を司る機能で、実務ではturbo boostなどのCPU設定やBoot Order Sequenceなどに気を使う必要があります。現在のBIOSは、AMI(American Megatrends Inc)とPhoenix Awardの2種類が主流です。

Phoenix BIOS

BIOSは以下のようなCPU関連の設定をする事ができます。私は、実務では以下の項目に対して気を使っています。

設定項目
virtualization technologyEnabled
hyper threadingEnabled
turbo boostEnabled
speed stepDisabled
C1 enhanced modeDisabled

Phoenix BIOS – 操作画面への入り方

多くのサーバは、起動時に”F2″を押下する事でBIOS設定画面に入る事ができます。

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Phoenix BIOS – CPU関連の設定

“Main”タブ, “Processor Settings”の順で選択します。

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“Hyper-Threading Technology”, “Turbo Boost Technology”, “Virtualization Technology”が有効になっている事を確認します。

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“Intel SpeedStep(R) Technology”, “C1 Enhanced Mode”は省電力に関する設定で、これらを無効にします。今まで省電力状態が続いている状況で突如負荷があがるようなリクエストがやってくる(バッチ処理など)と、CPU周波数が充分に上がりきらずサーバの性能を活かしきれない事があります。

なお、デフォルト設定の有効無効はBIOSのバージョンによって異なりますので、BIOSの世代が変わった時は必ず設定を確認するようにしましょう

Phoenix BIOS – BIOS PXE bootの設定

“Advanced”タブ, “PCI Configuration”の順で選択します。

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“Onbood LAN”を選択します。

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BIOSのバージョンによっては、PXE bootが無効になっている事もありますので、kickstartが想定通りに動かない場合は、”LAN Option ROM Scan”の値を確認して下さい。

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Phoenix BIOS – BIOS リモートコンソールの設定

“Server”タブ, “BMC LAN Configuration”の順で選択します。

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リモートコンソールのIPアドレスやデフォルトゲートウェイを設定します。

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Phoenix BIOS – BIOS 設定保存

“Exit”タブ, “Exit Saving Changes”の順で選択し、設定を変更した内容を保存します。

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AMI BIOS

BIOSは以下のようなCPU関連の設定をする事ができます。私は、実務では以下の項目に対して気を使っています。

設定項目
virtualization technologyEnabled
hyper threadingEnabled
energy performancePerformance
turbo boostEnabled

AMI BIOS – 操作画面への入り方

多くのサーバは、起動時に”F2″を押下する事でBIOS設定画面に入る事ができます。

bios_ami_001

AMI BIOS – CPU関連の設定

“Advanced”タブ, “Processor Configuration”の順で選択します。

bios_ami_002

“VT-x (virtualization technology)”, “Hyper-Threading”が有効になっている事を確認します。なお、デフォルト設定の有効無効はBIOSのバージョンによって異なりますので、BIOSの世代が変わった時は必ず設定を確認するようにしましょう

設定確認が完了したら、”Processor Power Management”を選択します。

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“Turbo Boost”がEnabledになっている事を確認し、”Energy Performance”をperformanceに変更します。悪名高き”Energy Performance”は、俗に言う省電力設定で、商用環境では省電力の無効をお勧めします。今まで省電力状態が続いている状況で突如負荷があがるようなリクエストがやってくる(バッチ処理など)と、CPU周波数が充分に上がりきらずサーバの性能を活かしきれない事があります。Energy Efficient, Balanced Energy, Balanced Performance, Performanceの順で省電力な設定になります。

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AMI BIOS – BIOS 起動順序の設定

“Boot”タブを選択すると、起動順序(Boot Order Sequence)を変更する事ができます。想定通りに起動しない場合は、この設定を見直してみると良いでしょう。

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AMI BIOS – BIOS 設定保存

“F4″押下か、”Save & Exit”タブで設定を保存します。

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