ターミナルソフトウェア(TeraTerm, putty, poderosa, mintty, rlogin等)についての比較検討・使い方をまとめます。ターミナルソフトに求める要件は業種によって異なります。このサイトでは、「ネットワークエンジニア視点」でターミナルソフトの比較検討・使い方をまとめます。
ターミナルソフト概要
ターミナルソフト比較
ターミナルソフトの比較を行い、各ソフトの長短をまとめます。ターミナルソフトとは、サーバ機器・ネットワーク機器を遠隔操作するソフトウェアで、サーバエンジニア・ネットワークエンジニアがほぼ毎日使うソフトウェアです。
ターミナルソフトの使い方
ターミナルソフト Tera Term
Tera Termは、ネットワークエンジニアが作業するのに適したターミナルソフトウェアです。自動ログ保存、ログ時刻付与、cygwin連携などTera Termのちょっと便利な設定についてまとめます。
ターミナルソフト Putty
日本以外の環境に限定すれば、最も有名なターミナルソフトはPuTTyです。実はTera term, poderosaは日本産のソフトウェアで、海外ではPuTTyの方が有名です。
ターミナルソフト Poderosa
複数ウィンドウを操作できるターミナルソフトウェアです。一度に複数のサーバを操作する事が多いエンジニアにはお勧めのソフトウェアです。
GUI 接続方法
ネットワーク機器やLinuxは、コマンドライン操作やブラウザ操作を前提としているものが殆どです。しかし、Oracle, KVM, JMeterなど一部のソフトウェアはGUI操作を前提としているものも存在します。このようなアプリケーションを取り扱えるように、GUI接続できる方法も抑えておきましょう。
CygwinインストールとX Server設定
Cygwinは、Windows環境上でLinuxライクなコマンドが使用できるようになるツールです。このソフトウェアを使用する事によって、grep, findなどのWindows環境では使用できないコマンドを使用する事ができます。
また、cygwinを利用してX Serverを起動する事によって、LinuxのGUIアプリケーションを取り扱えるようになります。
VNCによるLinuxリモート環境のGUI操作
GUI操作を行う旧来の有名な方法は、クライアント端末でX Serverを起動させてGUIを転送する方法です。X Serverは何かとトラブルが多いのに対し、VNCはそれほどトラブルが多くありません。
その他
簡易監視ツール ExPing
ExPingは様々なホストにpingを打ち続ける簡易監視ツールです。このツールを使いながら、ネットワーク構成変更を行うと、想定外の通信断を素早く検知する事ができ被害を抑える事ができます。