MySQL インストール手順 Linuxの場合


MySQL インストール 概要

Redhat系LinuxであるCentOSに、MySQLのインストール方法についてまとめます。インストール、パスワード設定、ユーザ設定を行い、mysql clientを用いてログインできるようになるまでの設定を行います。なお、Windows環境の方は、MySQL インストール手順 Windowsの場合を参照ください。

なお、この手順は簡易的なMySQL打鍵環境構築を想定しており、セキュリティや運用上の難があるかもしれません。読者の方は、適宜自社環境に合わせて適宜手順を変更して下さい。

MySQL インストール

このサイトで紹介するインストール手法は以下2通りです。

  • リポジトリ登録によるインストール方法
  • RPMによるインストール方法

とりあえず最新版を使用したい場合はリポジトリを利用すると良いでしょう。一方、MySQLバージョンを厳密に管理したいならばRPMを使用すると良いと思います。

MySQL インストール – リポジトリ登録

MySQL インストール – リポジトリ登録 – ダウンロード

http://dev.mysql.comにアクセスし、MySQLリポジトリを登録する方法を調査します。トップページで、”Downloads”を押下します。 mysql_linux_download_001   Redhat系OSならば”Yum Repository”を、Debian系OSならば”APR Repository”を押下します。 mysql_linux_download_002   お使いのディストリビューションの”Download”ボタンを押下します。 mysql_linux_download_003 Oracle様にSing Upしろと言われますが、丁重に”No thanks, just start my download”とお断りしましょう。”No thanks, just start my download”を押下すると、リポジトリ登録を行なうRPMをダウンロードできます。 mysql_linux_download_004 ダウンロードしたリポジトリ登録を行なうRPMをインストールします。

確かにリポジトリが登録されている事を確認します。

MySQL インストール – リポジトリ登録 – インストール

“yum install mysql-server”コマンドでMySQLサーバをインストールします。mysql-libs, mysql-clientなどの関連するパッケージもインストールされます。 2013年頃はmysql-libsの依存関係のエラーを解消するための手間が必要でしたが、現時点(2014/08/17)ではyumでインストールすると自動的にmysql-libsのバージョンを置き換えてくれます。

perl, phpなどのプログラムがMySQLを利用する場合、mysql-develを使用します。恐らく多くの場合は、mysql-develが必要となりますので、MySQLインストールと同時にmysql-develも入れておくと良いでしょう。

MySQL インストール – リポジトリ登録 – ユーザ作成

データベース初回起動と同時にMySQLデータベースが作成されます。

この過程で作成されるユーザ設定は、全てのホストからrootユーザでパスワードなしで接続できる状態となっています。

かなり利便性重視の設定になっていますので、必要に応じてセキュリティを強めると良いでしょう。localhost以外からの接続を禁止する設定例は以下の通りです。

MySQL インストール – RPM使用

MySQL インストール – RPM使用 – ダウンロード

公式サイトhttp://dev.mysql.comからMySQLのRPMダウンロードは、やや手間です。実際にはミラーサイトからダウンロードした方が楽ですが、念のため正規の手順を説明します。正規の手順に興味のない方は、後述の”MySQL インストール – RPM使用 – インストール”からお読み下さい。 http://dev.mysql.comにアクセスし、MySQLのRPMをダウンロードします。 “Downloads”, “Community”, “MySQL Community Server”の順に押下します。 mysql_linux_download_005 “Select Platform”欄でお使いのOSを選択します。 mysql_linux_download_006 必要となるパッケージをひとつずつ”Download”ボタンを押下します。必要となるパッケージは以下の通りです。気の萎える作業ですが頑張りましょう。

  • MySQL-client
  • MySQL-devel (perl, php等のプログラムがMySQL接続する際に必要となります)
  • MySQL-server
  • MySQL-shared
  • MySQL-shared-compat ( MySQLインストール時にmysql-libsの依存関係を解消してくれます )

mysql_linux_download_007 Oracle様にSing Upしろと言われますが、丁重に”No thanks, just start my download”とお断りしましょう。”No thanks, just start my download”を押下すると、リポジトリ登録を行なうRPMをダウンロードできます。 mysql_linux_download_004

MySQL インストール – RPM使用 – インストール

rpmパッケージを用いてMySQLをインストールします。公式サイトからRPMをダウンロードしても良いですが、北陸先端科学技術大学院大学等のミラーを利用してインストールを行なっても良いでしょう。 なお、公式サイトでもミラーサイトでも最新の2バージョン前までしか公開されていないようですので、バージョン番号などは適宜変更をお願いします。

MySQL インストール – RPM使用 – ユーザ作成

MySQLを起動させます。

mysqlにログインします。初期パスワードは~/.mysql_secretに記載されています。

“SET PASSWORD”コマンドでsystem passwordを定義します。 system passwordを定義しないと”ERROR 1193 (HY000): Unknown system variable ‘PASSWORD'”というエラーが出力され、あらゆる操作が禁止されています。

セキュリティ上望ましくない事ですが、利便性重視でlocalhostからのrootユーザへの接続はパスワードなしで接続できるようにします。インストール直後のユーザ権限を確認します。localhostからのみ接続が許可された状態になっている事が確認できます。

私の個人的な意見ですが、”localhost”, “127.0.0.1”, “::1″(IPv6におけるローカルホスト)などのネットワークの観点では同じエントリが存在するのは混乱の元ですので、”127.0.0.1″以外のエントリを全て削除します。

rootユーザのパスワードを空文字列にして、最後に”flush privileges”を入力します。

パスワードなしでログインできる事を確認します。

動作確認環境

動作確認環境は以下の通りです。

  • 最終動作確認日 : 2014/12/23
  • CentOS 6.6 ( Sakura VPS ), Redhat 6.5 ( AWS : Amazon Web Service )
  • MySQL 5.6.22

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする