1. 動作確認環境

以下の構成で動作確認を行います。

 [R1:RTX1200]
login timer 3600
ip lan1 address 192.168.100.1/24
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24

 [Host100:CentOS6.5]
$ cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE="eth0"
BOOTPROTO="static"
IPADDR="192.168.100.100"
IPV6INIT="no"
NETMASK="255.255.255.0"
NM_CONTROLLED="no"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"

$ cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.2
DEVICE="eth0.2"
BOOTPROTO="static"
IPADDR="192.168.2.100"
IPV6INIT="no"
NETMASK="255.255.255.0"
NM_CONTROLLED="no"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"

初期設定の全文は以下を参照下さい。

2. タグVLAN

2.1. タグVLAN 設定投入

Yamaha RTXルータ R1にvlan2の設定を投入します。

 [R1:RTX1200]
vlan lan1/2 802.1q vid=2
ip lan1/2 address 192.168.2.1/24

タグvlan設定は、"show statu vlan"コマンドにより確認できます。

 [R1:RTX1200]
# show status vlan
LAN1
 リンク状態:  Up
Virtual LAN lan1/2
    VLAN ID:  2
 IPアドレス:  192.168.2.1/24
#

2.2. タグVLAN 疎通確認

Yamaha RTXルータ R1からHost100への疎通を確認します。 native VLAN, vlan2 ともにping応答がある事を確認します。

 [R1:RTX1200]
# ping 192.168.100.100
192.168.100.100から受信: シーケンス番号=0 ttl=63 時間=0.360ミリ秒
192.168.100.100から受信: シーケンス番号=1 ttl=63 時間=0.321ミリ秒
192.168.100.100から受信: シーケンス番号=2 ttl=63 時間=0.318ミリ秒

3個のパケットを送信し、3個のパケットを受信しました。0.0%パケットロス
往復遅延 最低/平均/最大 = 0.318/0.333/0.360 ミリ秒
#
#
#
# ping 192.168.2.100
192.168.2.100から受信: シーケンス番号=0 ttl=63 時間=0.408ミリ秒
192.168.2.100から受信: シーケンス番号=1 ttl=63 時間=0.333ミリ秒
192.168.2.100から受信: シーケンス番号=2 ttl=63 時間=0.332ミリ秒

3個のパケットを送信し、3個のパケットを受信しました。0.0%パケットロス
往復遅延 最低/平均/最大 = 0.332/0.357/0.408 ミリ秒
#

2.3. タグVLAN パケットの観察

上記pingをキャプチャした結果は以下の通りです。 確かに、802.1qのtagが付与されている事が読み取れます。

No.     Time        Source                Destination           Protocol Length Info
      7 3.871748    192.168.2.1           192.168.2.100         ICMP     110    Echo (ping) request  id=0x4679, seq=0/0, ttl=255 (reply in 8)

Frame 7: 110 bytes on wire (880 bits), 110 bytes captured (880 bits)
Ethernet II, Src: Yamaha_65:49:b9 (00:a0:de:65:49:b9), Dst: Panasoni_dd:6c:28 (70:58:12:dd:6c:28)
802.1Q Virtual LAN, PRI: 0, CFI: 0, ID: 2
Internet Protocol Version 4, Src: 192.168.2.1 (192.168.2.1), Dst: 192.168.2.100 (192.168.2.100)
Internet Control Message Protocol

3. Tips

3.1. Windows端末のdot1qタグの取り扱い

私はWindows端末上のGNS3を用いてdot1q(802.1q)の動作確認を試み、失敗しました。 Windows端末はパケット受信時にdot1q(802.1q)タグを削除する事もあります。 この挙動はNICの種類やWindowsのバージョンによって異なるため、一概な回避方法を述べる事はできません。 Windows端末のGNS3でdot1qタグを実ネットワークと連携させる時は、 注意が必要という事を頭の片隅に置きましょう

興味のある方は、"wireshark vlan"のキーワードで検索すると多数の記事が見つかると思います。