本サイトについて
「ネットワークチェンジニアとして」は底辺エンジニアたちに人権を与える事を目的したサイトです。
「チェンジニア」「テレフォニア」という言葉をご存じでしょうか。世の中には、ひたすらパーツ交換を行うだけの「チェンジニア」とメーカーへの電話問い合わせをひたすら行う「テレフォニア」という職業が存在します。このような職業についてしまうと、職務を通じての成長が非常に難しい状態になります。
私は1年半程チェンジニアをしていました。業務の9割がディスク交換手配である日々が続きました。世の中には”分数の計算ができない大学生がチェンジニアになる”と若者を批判する人が居ますが、私は微分方程式が解けるチェンジニアです。どんなに努力しようとも、就職活動失敗や人事異動によってチェンジニアになってしまう事は往々してありえます。
そんな最底辺の方々が何らかの底辺脱出の糸口をつかんで頂く事を願っています。
底辺脱出の例
私の場合は、CCIE実技資格試験を底辺脱出のために使いました。合格後は転職に成功し、それなりに収入もあがりました。当時の私が勉強していた過程は、Cisco IOSにまとめています。この辺りを見つつ、何らかの底辺脱出の糸口を見つけて頂ければと思います。
近年の状況
自己アピール方法
現在では、資格取得は必ずしも底辺脱出のための有効手段とは言えません。資格試験以外では、
- GitHubによるアピール
- ブログによるアピール
- 自宅ラボの検証 (オンプレ, クラウド問わない)
- 自分でサービスを作ってみる
などの手法が有効になりつつあります。どのような手法が有効かは業種に依存するところがありますので、業界研究を怠らないようにしましょう。
イカサマに注意
資格の価値が暴落しつつあるのは不正合格する人が後を絶たないためです。実は資格試験の問題は出回っており、充分な勉強をしなくても合格してしまう人は居ます。CCIEやOracle Platinumのような実技試験でさえ、充分な実力を伴わず合格している人は居ます。
近年では、このようなイカサマは資格試験だけでなくGitHubやブログでも横行しつつあります。例えば、GitHubをforkしたり人様のブログをコピーして盗作したりする手法があります。ですので、単に実力をつけるだけではなく、どのようにすれば「私はイカサマを使ってない」という事をアピールできるかも併せて考えておくと良いでしょう。