Azure AD デバイスの登録

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Azure ADにデバイスを登録する方法を説明します。よく似た言葉で「Azure AD 登録」「Azure AD 参加」「ハイブリッド Azure AD 参加」がありますが、「Azure AD 登録」はAndroidやiPhoneなどのBYODを登録する操作です。BYODを2要素認証に使用したり、BYODにポリシーを強制したりする事ができます。

デバイス登録用のユーザ作成

「ID」「Azure Active Directory」の順に押下し、「Azure Active Directory」の画面を開きます。

Azure ユーザ作成 01

「新しいユーザー」を押下します。

Azure ユーザ作成 02

「ユーザー名」「名前」を入力します。後続の操作で使用しますので、「ユーザー名」と「パスワード」をメモに控えます。

メモへの転記完了後、「作成」を押下します。

Azure ユーザ作成 03

新規作成したユーザでログイン可能かを調査するために、右上のメニューから「別のアカウントでサインインする」を押下します。

新規ユーザによるログイン確認 01

初回ログイン時はパスワード変更を求められます。

新規ユーザによるログイン確認 02

以下のような画面が現れれば、ログインに成功した事を意味します。

新規ユーザによるログイン確認 03

デバイス登録

Androidの場合

登録操作

デバイスの登録には「Microsoft Authenticator」というアプリケーションを使用します。Google PlayやApp Storeなどから適宜ダウンロードください。ダウンロード後、「Microsoft Authenticator」を起動します。

Microsoft Authenticatorのインストール

プライバシー声明に対し「同意します」を押下します。

その後、今回の操作ではデバイスの登録のみをしますので、多要素認証の設定画面で「戻るボタン」または「スキップ」を押下します。

Android Deviceの登録 01

画面右上メニューの「設定」を押下します。その後、「デバイスの登録」を押下します。

Android Deviceの登録 02

「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。

Android Deviceの登録 03

左画面の状態で、しばらく待ちます。しばらく待つと右画面のように「デバイスの現在の登録先」と「デバイスID」が表示されます。

Android Deviceの登録 04

登録確認

「ID」「Azure Active Directory」の順に押下し、「Azure Active Directory」の画面を開きます。

デバイスの登録確認 01

「デバイス」「すべてのデバイス」の順に押下し、想定通りの端末が登録されている事を確認します。

デバイスの登録確認 02

Windowsの場合

登録操作

冒頭で「デバイスの登録」はAndroidやiPhoneなどに対する操作と述べましたが、実はWindows端末に対しても「デバイスの登録」をする事はできます。ただし、Windows端末は「デバイスの登録」も「デバイスの参加」も両方できますので、より高度な制御をしたい場合は「デバイスの参加」をします。

左下「スタートメニュー」の「設定」を押下します。

Azure ADへの登録 01

「アカウント」を押下します。

Azure ADへの登録 02

「職場または学校にアクセスする」の「接続」を押下します。

Azure ADへの登録 03

「アカウント名」を入力し、「次へ」を押下します。

Azure ADへの登録 04

パスワードなどの認証情報を入力します。

Azure ADへの登録 05

「準備が完了しました」と表示されるまで待ちます。

Azure ADへの登録 06

登録確認

「ID」「Azure Active Directory」の順に押下し、「Azure Active Directory」の画面を開きます。

デバイスの登録確認 03

「デバイス」「すべてのデバイス」の順に押下し、想定通りの端末が登録されている事を確認します。

デバイスの登録確認 04

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